こんにちは。
前回は、Scratch2.0オフライン版をRaspberry Pi にインストールして
GPIOを使ってLチカをしてみました。(前回の記事はこちら★)
今回は、Raspberry Piにつなげたセンサーの値を読み取ることができるように
Scratch2.0のGPIOソフトウェアを入れてみたいと思います。
※Scratch2.0対応のGPIOは現時点では正式リリース前のベータ版です。
安定してご利用になりたい場合には、Scratch1.4に対応したGPIOをインストールしてください。
(Scratch1.4のGPIOインストール方法はこちら★)
♦Sratch2.0GPIOのインストール
まず、パッケージを更新します。
ターミナルウィンドを開いて、以下を入力します。
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade
upgradeは少し時間がかかります。 更新が終わったら、インストーラをダウンロードします。
以下をコピーして貼り付けてください。
wget https://git.io/vQsDn -O isgh8dev.sh
インストール完了後に、次の文字を入力して実行します。
sudo bash isgh8dev.sh
♦Sratch2.0GPIOをつかってみよう
デスクトップに「Scratch2GPIO8devplus」が作成されます。
いくつかネコのアイコンが出来ますが、
「Scratch2GPIO・・・」をダブルクリックしてください。
Scratch2.0が起動します。
スクリプト「その他」を選び、「拡張機能を追加」ボタンを押します。
表示されたポップアップ画面で「Pi GPIO」を選んで、OKを押します。
GPIOのブロックが追加されました。
無事にセンサーの値を読み取ることも出来そうです。
今回は、人感センサーで試してみます。
センサーは、焦電型赤外線センサモジュール「SE-10」を使いました。
SE-10には3本足があります。
基盤に「+」、「AL」マークがありますので、それを参考に
「+」側は5Vの2番ピンに、「AL」側はGPIOピン(ここでは19番ピン(GPIO10))にさし、
真ん中の線はGNDへ接続しました。
そしてLEDは21番ピン(GPIO9)へ接続します。
Scratchのブロックは下図のようにして実行してみます。
SE-10に同梱された説明書に記載されていましたが、
人体などの35℃程度の物体が動くとセンサーがそれを感知して
センサーの出力が「Low(0)」に変化します。
そのため、プログラムでは、センサーの出力値である19番ピン(GPIO10)の値が
「Hgih」の時はLEDは点灯せず、「Low」の時にLEDが点灯するように作りました。
近くで動くとLEDが光り、離れると消えました。成功♪