こんにちは。
Raspberry PiにScratch2.0オフライン版をインストールして
拡張機能としてのGPIOを使ってみました。
まずは、電子工作の初めの一歩でもあるLチカ!
♦Scratch2.0のインストール
最新のOS(rasbian)の場合はScratch2.0のオフライン版がインストールされていますが
入っていない場合はインストールを行います。
(参考)https://www.raspberrypi.org/blog/a-raspbian-desktop-update-with-some-new-programming-tools/
ターミナルを開いて、Raspberry Piのソフトウェアをアップデートします。
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade
Scratch 2.0をインストールします。
sudo apt-get install scratch2
インストールが終わったら再起動をします。
メニューの「プログラミング」→「Scratch2」からScratch2.0を起動します。
♦GPIO追加
スクリプトタブの「その他」の「拡張機能を追加」をクリックします。
「PI GPIO」を選んでOKを押します。
GPIOのブロックが追加されました。
♦Lチカ
さて、いよいよLEDライトを光らせてみましょう。
でもその前に。GPIOって何でしょう?
GPIOは「General Purpose Input/Output(汎用入出力)」のことです。
Raspberry pi のGPIOのピンに、LEDライトなどの電子部品をつなげて制御したり
このピンにつなげたセンサーなどの値を読み取ることができます。
ブレッドボードを使用して、LEDライトとGPIOのピンを次のようにつなぎます。
Scratch2.0では、次のブロックを使って、上図のGPIOポート番号を指定して
命令を出します。(「ピン番号」ではなく「GPIOポート番号」を指定します。)
チカチカ点滅させるには、「output high」と「output low」を使います。
1秒間隔で点滅します。
LEDを点滅させたり、ということは出来ますが
Scratch2の拡張機能だけでは、ラズパイにつなげたセンサーの値を読み取る、
などは難しそうです。
電子工作をいろいろ楽しみたい場合は、やはり「Scratch GPIO」が必要になりますね。
(Scratch GPIOを使った電子工作については、こちら★に記載しています。)
以前の記事で利用したのは、Scratch1.4のGPIOパッケージですが
Scratch2についてもGPIOパッケージを開発中のようですので、
今度はそちらについても書いてみたいと思います。
“Raspberry Pi Scratch2.0オフライン版でLチカ” への1件のフィードバック
コメントは受け付けていません。